白雪姫が食べた毒入りりんごは、知らないで食べてしまいました。脳がスカスカになるクロイツヘルツヤコブ病。
つまりBSE。
人々は太古の昔より、毒はしっかり認識して、口にすることはありませんでした。今現代、平気で口にすることは、動物としての、身に迫る危険を感じる本能すら薄れ、すべてを政治科学に頼ってしまう、現代人の落とし穴です。自然人であるはずの、人間としての、本能を甦らせ自己の責任で食べないという意思表示をしましょう。
◎ 国内20例目(北海道)のBSE感染牛が見つかりました。焼却処分しました。国内では焼却処分ですが、アメリカでは家畜の飼料となり、それらは国内へ輸入されております。
◎食品安全委員会発表のBSE関連情報・・内閣広報室によりリンク許可されております。
""以下のページにバックナンバーがございます。
食品安全委員会発表HP
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/index.html
ご質問は当HPまたは、内閣官房内閣広報室 TEL:03-3581-0183(直)へどうぞ""
近年、BSE(牛海綿状脳症)や、輸入野菜における農薬の残留など、食の安全をおびやかす事件がたびたび起こりました。加えて、食品流通の広域化・国際化が進展し、遺伝子組換えやクローンといった新たな技術の開発が進むなど、我が国の食生活を取り巻く環境は大きく変化しています。
このような状況に的確に対応するため、平成15年7月1日に国民の健康の保護を最優先することを基本理念とする食品安全基本法が施行されるとともに、この基本法に基づき同日、内閣府に食品安全委員会が設置されました。
委員会の第一義的な役割は「リスク評価(食品健康影響評価)」を行うことです。食品に含まれる可能性のある有害な微生物、化学物質等が人の健康に及ぼす影響を科学的な目で評価します。
このリスク評価の結果に基づいて、厚生労働省、農林水産省等のリスク管理機関は、国民の食生活の状況等を考慮し、食品の安全に関する基準の制定や規制の実施等といった「リスク管理」を行います。
また、委員会は、リスク評価の内容等に関して、消費者や食品関連事業者等と幅広く情報や意見を交換(リスクコミュニケーション)します。重大な食品事故の発生等の緊急事態に際しては、政府全体の取組の要(かなめ)となって活動する役割を担っています。
委員会は、食品の安全に深い知見を有する7名の委員からなり、毎週1回開催されます。議論の透明性を確保するため、原則として会議は公開され、議事録もホームページ上に掲載されます。
委員会の下には専門調査会を設置しています。専門調査会は、企画やリスクコミュニケーション、緊急時対応の他は、添加物・微生物・遺伝子組換え食品等といった危害を引き起こす要因ごとに分けられています。BSEの国内対策の見直しに係るリスク評価は、プリオン専門調査会が検討を重ねてきました。
国産牛肉のBSE対策として、現在食肉として処理されるすべての牛についてBSE検査を実施する「全頭検査」を行っていますが、5月6日に委員会からの答申が出され、厚生労働省及び農林水産省は生後20カ月以下の牛を検査から除外する方向での見直しを検討しているところです。
輸入牛肉については、厚生労働省・農林水産省は、米国産とカナダ産の牛肉に関して、危険部位を取り除いた生後20カ月以下の牛の肉・内臓に限って輸入することの安全性について、5月24日に委員会に諮問しました。
今後は、プリオン専門調査会において、中立公正な立場から科学的な議論をつくすこととしています。